ムダ毛の処理は、女性なら誰でも行ったことがあるでしょう。少しでもキレイな状態を保つため、日々ムダ毛の処理に励んでいる人もいるかもしれませんね。
しかし、ワキやデリケートゾーン(VIOライン)などは、自己処理を繰り返すことで毛の先端が皮膚内に埋もれてしまうことも…。
これを「埋もれ毛」または「埋没毛」と呼んでいます。
さて、そんな埋もれ毛はなぜできてしまうのでしょうか?また、毛が出ていない状態でも脱毛を受けることはできるのでしょうか?
埋もれ毛ができる原因や、埋もれ毛と脱毛について詳しくご紹介していきましょう。
埋もれ毛は毛抜きで抜くとできやすい
埋もれ毛は、先ほどお話ししたように毛の先端が皮膚の中に埋もれてしまっている状態のこと。
毛としての本来の役割を担うこともできませんので、埋もれ毛は本当の意味でも「ムダ毛」だと言えますね。
埋もれ毛は、ワキやVIOラインなど毛が太くて毛根が深いところにある部位にできやすいです。それはなぜなのでしょうか。
というのも、埋もれ毛というのは
毛が抜けたあとに締まった毛穴を太い毛が通過できず、毛が皮膚内に残る
毛根から毛穴までの距離が長いため、毛穴まで到達できない
このような理由によってできるからです。
これ埋もれ毛のせいらしいから脱毛するしかないとのこと pic.twitter.com/07zv4Dnnj4
— おこめ (@CcQdolv) December 13, 2016
カミソリで剃って皮膚を傷つけてしまうことも原因の1つですが、カミソリよりも毛抜きで処理をすることのほうが埋もれ毛を作る原因になってしまうのです。
毛抜きを使ってムダ毛を引っこ抜いたとき、うっすらと血が滲んだことはありませんか?
このように、むりやり引っこ抜くという行為は皮膚を傷つけ、皮膚の表面にかさぶたを作ります。
このかさぶたに邪魔をされて、毛の成長が遮られてしまうわけです。
ワキやVIOラインは毛も太くしっかりしていることから、むやみやたらと抜くのはあまりおすすめできません。
もしも埋もれ毛ができてしまったら、むりやりほじくるのは絶対にNG。埋もれ毛ができている肌は、すでにダメージを受けているといえます。
そんな肌をさらに痛め付けることはやめましょう。
埋もれ毛は自己処理が原因のことが大半ですから、肌のためにも自己処理をやめることも検討してみてくださいね。
ムダ毛処理あるある
自己処理で起こるトラブル
【埋没毛(埋もれ毛)】毛が皮膚の外に出ず、皮膚の内側や毛穴の中で伸びるトラブルです。
皮膚の中に透けて見える黒い毛は決して見た目の良いものではありません。
主にカミソリで剃ったり、毛を抜い ##脱毛#ムダ毛— あなたの脇は大丈夫!? (@runa778) October 19, 2016
埋もれ毛も脱毛は可能!だけど…
さて、そんな埋もれ毛の状態を改善するには、自己処理よりもサロンやクリニックで脱毛を受けることをおすすめします。
とはいえ、毛が表面に出ていなくても脱毛はできるの?と疑問に感じている人もいるでしょう。
結論から言いますと、レーザー脱毛や光脱毛というのは、メラニン色素に反応して脱毛していきます。
レーザーなどの熱は皮膚内にまで到達しますから、「黒色」が認識できれば脱毛は可能だということ。つまり、埋もれ毛であっても脱毛をすることは可能です。
これ以上肌を傷つけないためにも、脱毛をした方がいいんだ!と思ったことでしょう。
しかし、ちょっと待ってください!サロンやクリニックでの脱毛は、施術を受けたあとすぐに毛が抜けるわけではありません。
何日かを経て、徐々に毛が抜けていくのです。しかし、埋もれ毛の場合は先端が出ていないため、抜け落ちることはありません。
皮膚内に残ってしまうのです。
皮膚内に残った毛は放っておくと、ニキビや炎症などの原因となることがあります。自然消滅することはありませんから、皮膚科などを受診して抜いてもらわなければなりません。
埋もれ毛でも脱毛をすることは可能ですが、施術後のケアは若干面倒くさいというのが本音でしょうね。
日頃からケアを見直して埋もれ毛を作らないようにすることはもちろんですが、脱毛前に毛の先端を出しておくことがおすすめ。
このとき、誤って毛を抜いてしまうと、その毛根は脱毛することができなくなるため気をつけてくださいね。あくまでも「毛を出す」ことが目的です。
https://twitter.com/yuzurimu01/status/768067647820828672おすすめの方法としては、角質を取り除く効果のあるスクラブを使うというのがあります。
一番お肌への負担も軽くすみますし、角質を取れば埋もれ毛が改善されることも多いんですよ。あらかじめ毛を出しておけば、脱毛後は他の毛と同じように抜け落ちることでしょう。
埋もれ毛を作らないためにも脱毛を検討しよう
何度も述べた通り、埋もれ毛は自己処理を頑張った証でもあります。カミソリや毛抜きでの地道な処理を、何回も続けてきたのでしょう。
埋もれ毛ができてから改善するのは意外と大変なことなので、初めから埋もれ毛を作らないようにムダ毛の処理の仕方を見直してみてください。
やはり、自己処理を繰り返す前にサロンやクリニックでの脱毛をしたほうがいいと思います。
最近ではリーズナブルなサロンも増えていますから、当サイトでもおすすめサロンを紹介していますから参考にしてみてください。
まとめ
埋もれ毛は、自己処理などの肌への負担が原因でできてしまうものです。
ワキやVIOラインなど、女性にとって「お手入れ必須」の部位にできやすいという特徴もあります。
埋もれ毛であっても脱毛をすることは可能ですが、脱毛をした毛が皮膚内に残ってしまうという難点がありますので、まずは「埋もれ毛を改善する」ことから始めてみてはいかがでしょうか?