自分のコンプレックスは、できるだけ早く改善してしまいたいと思うもの。これは、人間なら誰しもが思うことでしょう。
特に女性で毛深い体質だとすると、なおさらですよね。
ムダ毛をなくしたい！きれいになりたい！という女性たちをサポートしてくれるのが、サロンやクリニックの脱毛プラン。
リーズナブルな価格で気になるところのムダ毛を生えないようにできるので、多くの人が利用しています。
しかしそんなリーズナブルで嬉しい脱毛も、すべての人ができるわけではありません。基本的に脱毛というのは、「健康な人のみ」ができるもの。健康に不安のある人は、脱毛をすることはできません。
とはいえ、ストレス社会と呼ばれる現代では、頭痛持ちの人も増えていますよね。
偏頭痛持ちの人などは、常に頭痛薬を持ち歩いているのではないでしょうか。ズキンズキンと脈打つ頭痛は、本当に辛いものです。
さて、そんな頭痛持ちで頭痛薬が手離せないという人でも、サロンやクリニックで脱毛をすることはできるのでしょうか。
頭痛薬を飲んでしまっても、脱毛はできるのか…気になりますよね。頭痛薬と脱毛について、くわしくご紹介していきましょう。
頭痛薬を服用したら脱毛はできない
結論からいいますと、頭痛薬を服用してしまった場合は脱毛をすることができません。これは、処方薬だけではなく市販薬も該当します。
頭痛薬なんて特別なものではなく、普段からわりとよく飲むものですよね。女性の場合は、生理痛を緩和するために「解熱鎮痛剤」を飲むこともあるでしょう。
それほど身近な薬であるため、頭痛薬が脱毛の妨げになるなんて思いもしませんよね。しかし、なぜ頭痛薬を飲むと脱毛ができないのか…不思議に感じませんか？実は脱毛不可なのは、頭痛薬に限ってのことではありません。
正確には、頭痛薬を含めたすべての薬、です。
薬を飲んでいるということは、どこかしら身体の具合が悪いということ。そういうときは身体の免疫は低下しており、脱毛の刺激や影響を強く受けてしまうかもしれません。
もちろんこれも脱毛ができない理由の1つですが、頭痛薬の場合はこれだけが理由ではありません。
頭痛薬、解熱鎮痛剤には解熱作用を促す成分が含まれています。
医師によって処方されるものにはカロナールやロキソニンがありますが、痛み止めとしてはもちろん、頓服として処方されることもありますよね。
頭痛薬には、解熱作用が含まれているものがほとんどなのです。なぜ解熱作用があるといけないのかというと、熱を体外に出すため発汗作用があるため。
脱毛したあとというのは毛根が破壊されているため、毛穴が開いています。穴が開いていれば、当然汗が流れていきますよね？
頭痛薬の効果で汗をかき、毛穴に汗が入ると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
すると何が起こるでしょうか。赤みや腫れといった炎症、お肌のトラブルが起こるリスクが高まってしまいます。
脱毛は、健康な人であっても何かしらのトラブルが起こるもの。薬を飲んでいると、そのようなリスクが高まってしまうのです。
「じゃあ脱毛をしたあとなら頭痛薬を飲んでもいいよね？」と思う人もいるでしょう。
しかし、薬の効果、持続性というのは意外と長く、8時間くらい持つものも。脱毛が終わったからといって、その当日は薬を飲むのは控えたほうが良さそうです。
頭痛持ちの人が脱毛をするときのサロン選びのポイント
では、頭痛持ちで頭痛薬を頻繁に飲むと言う人は、脱毛をすることはできないのでしょうか。
確かに毎日薬を飲んでいるのなら脱毛をするのは厳しいかもしれませんが、いくら頭痛持ちであっても毎日頭痛薬を飲むことはないですよね？
薬を服用した前後何日間の脱毛ができないのかは、サロンによって異なります。
まずは気になっているサロンに相談してみてください。特にサロンにこだわるわけではないのなら、クリニックを選ぶのもおすすめ。
クリニックなら対応するのは医師か看護師なので、もしものときにも迅速に対応してもらえます。
どうしてもサロンがいい！というのなら、万が一のときに備え
- キャンセル料のかからないところ
- キャンセルしても次回の予約がスムーズに取れるところ
を選ぶ必要があるでしょう。月額定額コースなどで契約をしてしまうと、キャンセルをしたことでその月に予約が取れず、お金だけを支払うなんてことも…。
しっかりと納得のいく施術を受けることができるよう、サロン選びは慎重に行ってくださいね。
まとめ
頭痛に悩まされている女性、頭痛薬が手離せないという女性は多いです。たかが頭痛だと思われがちですが、頭痛は本当に辛いもの。
もしかすると頭痛の原因が別の病気の可能性もありますので、頻繁に頭痛があると言う人は一度医療機関で調べてみてはいかがでしょうか。
健康な身体と美しい身体の両方を手に入れられるといいですね。
くれぐれも、頭痛薬を飲んでいるのにそのことを隠して施術を受けることのないようにしてくださいね。
