抜歯や歯の治療、矯正中に脱毛はできますか?

    抜歯や歯の治療、矯正中に脱毛はできますか?私たちが日頃の生活で比較的よく行く病院というと、何科を思い浮かべますか?

    内科や耳鼻科などいろいろな専門科がありますが、やはり歯医者が多いのではないでしょうか。

    虫歯などの治療がなくても、検診のために定期的に通っているという人もいるでしょう。高齢になれば、入れ歯などを作るために通うこともあると思います。

    若い世代の女性なら、さすがに入れ歯ということはないでしょうが、歯の治療に通うことはありますよね。

    さて、そんな歯の治療の中でも「抜歯」をしたときはどのようにして過ごせば良いのでしょうか。

    脱毛をしたい、もしくは脱毛をしているという人が抜歯をしてしまったら、その後の脱毛スケジュールにはどのような影響が出るのか…気になりますよね?

    ここでは、歯の治療と脱毛について、詳しくご紹介していきます。

    目次

     抜歯後に脱毛をすることは基本できない

    大人になってから抜歯をするというと、その多くは親知らずです。親知らずというのは奥歯のさらに奥、8番目に生えるもの。

    一生のうちに生える人もいれば、生えない人もいます。親知らずは生えてきたら必ず抜かなければいけないというわけではありません。

    ただ、骨格などの関係で多くの人が抜く、というだけの話です。はじめにいいますが、親知らずの抜歯は本当に痛いです。

    抜いたあとしばらくはズキンズキンと脈打つような痛みがありますし、食事もろくに取れません。

    こんな状態では、脱毛などする余裕はないでしょう。また、抜歯のときには麻酔を打ちます。

    麻酔はだいたいですが、1~3時間くらいは効果が持続するもの。

    感覚がなくなっている状態で脱毛を受けると、万が一やけどなどの炎症が起こった際に気づくことができず、重大なトラブルにつながる可能性があるのです。

    「顔以外の脱毛だったら、麻酔の影響を受けないから大丈夫でしょ?」と思ったあなた!

    痛みや麻酔以外にも、抜歯のあとは痛み止めの薬や化膿止めの薬を処方されることになります。脱毛サロンは、薬を飲んでいる間は施術をすることができません。

    もしものときのトラブルを懸念して、そういう決まりになっているのです。

    「私は痛みに強い方だから、抜歯をしても痛み止めを飲まなくて大丈夫!」と自信満々の人もいるかもしれませんが、化膿止めは飲まなくてはなりません。

    抜歯後は安静に過ごすことが鉄則です。抜歯をすることが決まったら、早めにサロンにそのことを伝えておきましょう。

    その他の歯の治療や矯正中はどうなの?

    では、抜歯以外の歯の治療の場合はどうなのでしょうか。

    時間の都合などで、できれば歯医者と脱毛を同じ日に行きたい!という人もいるでしょう。一般的な虫歯の治療や歯周病の治療などの場合、治療をした当日の脱毛は可能です。

    体調に気になる部分がないのなら、特に問題はないでしょう。

    ただし、虫歯の治療でも根が深くて麻酔をしたときや、神経を抜いて痛み止めを飲むようなときは控えてください。

    銀歯があるとき

    銀歯で詰め合わせをしている人もいますよね。銀歯は、詰め合わせ程度なら脱毛に影響を与えることはありません。

    歯全体を銀歯で覆っているような場合は、綿などで覆えば痛みも軽減されるので、脱毛をすることができます。

    歯並びを矯正しているとき

    社会人になると、意外と気になるのが歯並び。どんなに素敵な人でも、歯並びが悪いとどこか汚ならしくなってしまいます。

    脱毛との関係という点でみますと、どんな器具を使っているのかによって脱毛ができるかどうかは変わります。

    一言で歯並びのの矯正といっても、

    • 金属ブラケット
    • 審美ブラケット
    • セルフフライブラケット
    • リンガルブラケット
    • マウスピース矯正

    などいくつかの種類があるのです。サロンにもよるのですが、「金属の器具の場合は不可」としているところが大半でしょうね。

    レーザーやフラッシュ脱毛の光が、矯正器具の金属に過剰に反応してしまうリスクを避けての対策です。

    ただし、顔以外の脱毛ならば問題はありません。

    顔の脱毛をする予定がある人は、矯正を先送りにするか、もしくは金属以外の器具を使うようにしましょう。

    矯正をしたまま脱毛をし、現在までに「何かしらのトラブルがあった」という報告は、今のところありません。とはいえ、これから先もないとは限らないのが現状なのです。

    顔に何かトラブルが起きてしまったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。念のためという意味でも、「安心」のほうを優先させてくださいね。

    まとめ

    身近な病院である歯医者の治療は、内容によっては脱毛のスケジュールに影響を与えることがあります。

    一般的な歯科治療ならば問題はありませんので、虫歯などの治療を放っておくのはやめましょう。

    虫歯がある状態で顔の脱毛をしても、光は虫歯まで届くことはありません。ズキンと痛むのは虫歯のせいというよりも、レーザーの光によるものです。

    虫歯が悪化するということはないので、その点は安心してくださいね。抜歯をしたときはゆっくりと休み、痛みや腫れが引いてから脱毛をするようにしてください。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次