制汗剤が手放せない!脱毛後に制汗剤は使える?

    制汗剤が手放せない!脱毛後に制汗剤は使える?春から夏にかけて、気温が上がると手放せなくなるのが制汗剤。一瞬で汗を止めてくれる制汗剤は、暑い季節の救世主ともいえるでしょう。

    スプレーやロールオン、ジェルなど形状も様々なので、使いやすいものを常に持ち歩いている、という人もいるのではないでしょうか。私自身も、ロールオンタイプの制汗剤をいつも化粧ポーチに入れて持ち歩いています。

    さて、そんな制汗剤ですが、「脱毛の前後に使う」ことはできるのでしょうか。夏になって肌を露出する前に、ワキの脱毛をしたい!と考えている人は多いもの。

    しかし、暑くなれば当然汗をかきますから、汗対策は必須。手軽に汗を止められる制汗剤はとても便利なものなので、脱毛の前後に使いたいという人もいるでしょう。

    果たして、脱毛の前後に制汗剤は使ってもいいのでしょうか?その理由とともに、説明していきます。

    目次

    脱毛前に制汗剤の使用はNG

    脱毛の施術を受ける前に、制汗剤を使うのは好ましくありません。そもそも制汗剤というのは、汗を瞬時にケアできるもの。即効性があるということは、言い換えれば、それだけ毛穴や汗腺に影響を与えているということです。

    どうして制汗剤を使うと、汗を止めることができるのでしょうか。

    主な理由としては、

    • 収れん作用によって毛穴を引き締める
    • デオドラント成分やパウダーによって、一時的に毛穴や汗腺をふさぐ

    これらの作用によって、汗の分泌を抑えているのです。自然の状態ではこのようなことは起こりませんから、毛穴や汗腺に影響、負担を与えることは確実だといえます。

    脱毛前に制汗剤によって毛穴をふさいでしまうと、脱毛のターゲットである毛根(メラニン)がうまく見つからず、光の効果がきちんと伝わらなくなる恐れがあります。

    せっかく脱毛をしに行っているのに、その効果が得られないのでは意味がありませんよね?

    脱毛前に汗をかくのは恥ずかしいですが、タオルやウエットティッシュを用意しておき、着替えるときに拭いておきましょう。

    施術前に拭くだけでも、汗やニオイを抑えることはできますよ。脱毛の効果をしっかりと得るためにも、脱毛前の制汗剤の使用はNGです。

    脱毛後の制汗剤も使用はNG

    では、脱毛が終わったら制汗剤を使用してもいいのでしょうか。施術前は我慢していても、脱毛後にそのまま出掛ける予定があるときなどは、やはり汗は気になります。

    脱毛サロンから帰る前に制汗剤を使用したい!という気持ちは分かりますが、残念ながら脱毛直後の制汗剤の使用もNG。その理由を、これから説明していきますね。

    一番の理由は、脱毛後は肌がデリケートになっているため。どんな脱毛方法であれ、まったくの刺激がないことなどあり得ません。

    むしろ、どんな脱毛方法でも肌に刺激を与えているもの。光脱毛やレーザー脱毛では、熱を与えるので肌が乾燥してしまいます。赤みを帯びていたり、軽く炎症を起こしているかもしれません。そんな状態の肌に制汗剤を使用したら…。

    なんだか、考えただけでピリピリとした痛みを感じるのは私だけでしょうか。実際、ワキをカミソリで処理したあとに制汗剤を使うと、制汗剤の成分が染みることがあります。

    これと同じことが起こるリスクがありますから、脱毛後の肌には極力刺激を与えないのが正解。制汗剤などもってのほかなのです。

    サロンによって制汗剤に関する注意書は様々ですが、少なくとも脱毛当日は控えたほうがいいでしょう。いつから制汗剤を使ってもいいのかというと、こればかりは「翌日以降」で、「肌の状態を見て」決めなければなりません。

    赤みやかゆみ、ヒリヒリ感などがないこと、肌の状態がいつもと同じであれば翌日になれば制汗剤を使っても大丈夫だといえます。

    制汗剤に頼らない汗対策をしよう!

    私自身も制汗剤が手放せないタイプなので、制汗剤をすぐにでも使いたいという気持ちはよく分かります。しかし、制汗剤で汗が止まるのは一時しのぎでしかありません。根本的な汗対策にはなっていませんよね。

    脱毛をするこの機会に、「根本的な汗対策」を始めてみませんか?制汗剤に頼らない汗対策をしておけば、これから先も汗に悩むことはなくなりますよ。

    おすすめの汗対策は、

    1. 清潔を保つこと
    2. リンパ節を冷やすこと

    この2つ。そもそも汗というのは、本来ならばニオイはありません。あの嫌なニオイは、汗と雑菌や皮脂が混ざることで発生しているのです。

    そこで、汗をこまめに拭き取って清潔な状態を保ちましょう。汗の成分は雑菌の餌になりますから、雑菌が繁殖する前に汗を拭き取ってしまえばいいのです。

    また、汗を止めたいときにおすすめなのがリンパ節を冷やすこと。リンパ節は首のうしろ、ワキ、太ももの付け根、左鎖骨下、膝の裏などにあります。

    保冷剤や濡れタオルなどで冷やすと、汗を止めることができるのでとても便利。小さめの保冷剤を持ち歩いておけば、いざというときにも役に立つこと間違いなし!ですよ。

    制汗剤による汗対策は手軽で便利なものですが、これを機に制汗剤に頼らない汗対策を始めてみてくださいね。

    まとめ

    脱毛と制汗剤について、紹介しました。脱毛前も後も、すぐには制汗剤は使うべきではありません。季節によっては汗がとても気になりますが、肌に刺激を与えるのは避けた方が無難です。

    制汗剤を使わなくても汗の分泌を抑えられるよう、今から対策をしていきたいですね。

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