女性がきれいになるためのツールとして、今人気が高いのが脱毛です。
メイクやファッションできれいになることもできますが、いくら着飾ってもムダ毛がチラ見えしていたのではがっかりしてしまいますよね。
女性にとってムダ毛は、ムダなものでしかないのです。最近では脱毛サロンなどの価格もかなり下がり、リーズナブルになりました。
脱毛がごく一部のセレブしかできなかったというのは、もう昔の話なのです。さて、そんな脱毛ですが、どんな人でもできるのでしょうか?
特に気になるのが、持病があるという人。持病があるけど脱毛をしたい!という女性はたくさんいます。
病気の中でも、ここでは「てんかん」に着目してみましょう。てんかん持ちの人は、果たして脱毛を受けることができるのでしょうか。
脱毛サロンではてんかん持ちの人の施術はNG
結論から言いますと、てんかん持ちの人はサロンでの脱毛はすることができません。
最近はちっとも発作は起きていないという人であっても、断られる可能性が高いです。なぜなら、サロンはあくまで美を追求するところであって、医療機関ではないから。
https://twitter.com/tonton72_/status/817565538658357249無知すぎた自分が悪いけど、てんかんが脱毛できないって知らなくて、やっとできた仕事の休みにカウンセリング予約して受けに行って項目あったからチェックいれたら「ご契約は難しい」とやんわりと断られてしまった。゚(゚´ω`゚)゚。
— りり (@riririn_lalalan) January 21, 2017
何かあったときの責任が取れないため、というと分かりやすいでしょうか。てんかんというのは、急に意識を失ったり全身の痙攣が起こる病気です。
発作の起きている間は呼吸が止まることもあるのだとか。
もしも脱毛中にてんかんの発作が起こったら…確かに、てんかんの知識にないサロンのスタッフでは、適切な対応ができないかもしれません。
実は、てんかんと一括りにしてしまっていますが、てんかんにはいくつかの種類があります。
その中の1つ「光感受性発作」が、サロンでのフラッシュ脱毛時に誘発されてしまう可能性があるのだとか。
光感受性発作は光や熱に過剰反応を示してしまうことで、今から17、18年くらい前にアニメ「ポケットモンスター」で騒がれました。
記憶に残っている人もいるのではないでしょうか。ポケモンのアニメで光が移り変わるのを見て、多くの子供が体調不良を引き起こしてしまいました。
話が反れましたが、光感受性発作とはあのように光を見て具合が悪くなってしまうことを言うのです。
てんかんは脳波の乱れによるもので、脱毛をする皮膚とは直接的な関係はありません。それでも断られてしまうのは、このような理由があるからなのです。
医療クリニックならてんかん持ちでも施術OK!
サロンでの脱毛はできなくても、諦めないでください!てんかんのある人でも、医療クリニックでなら脱毛をすることが可能なんですよ。
医療クリニックは医療機関なので、対応しているのは医師と看護師です。
万が一のときにも適切な対応ができるので、てんかんのある人でも施術を受けることができるのです。
てんかんだからと脱毛を諦めていた人からすると、これは朗報だと言えるでしょう。
しかし、「医療クリニックってサロンよりも高いんでしょ?」と価格の面で不安だという人もいるかもしれません。
しかし、医療クリニックはサロンよりも回数のわりに値段が高いなぁと思っても、実はそんなことはありません。
医療クリニックはサロンよりもレーザーの出力が強いので、脱毛サロンよりも回数が少なくてすむのです。
湘南美容外科クリニックやアリシアクリニックなどは、リーズナブルな価格で脱毛ができると評判ですよ。もちろん、てんかん持ちの人も受け入れていますので安心ですね。
てんかんを隠してサロンで脱毛をすることも可能かもしれませんが、もしものときのリスクを考えてみてください。
リスクに見合うだけのメリットがあるとは思えません。
医療クリニックでも脱毛できない人もいる?
実は、医療クリニックならすべてのてんかんの人が脱毛ができるわけではありません。
残念ながら、
抗てんかん薬を服用している人
難治性てんかんの人
こちらに該当する人は、脱毛をすることはできません。
てんかんって脱毛ダメなのかよ(´・ω・`) 詳しく説明聞いて、予約の日時まで確認して、最後に薬の服用の話になっててんかんで薬飲んでるって素直に言ったら断られた(´・ω・`)
— るり (@luc0108) February 1, 2017
抗てんかん薬を飲んでいると、レーザーを当てた際に過剰に反応してしまう恐れがあるからです。
発作が起こる可能性も否定はできませんし、肌がヤケドのようになってしまうこともあるのだとか。
また、難治性てんかんの場合は光で発作が起こる可能性が高いのです。
もしもの事態に対応できるとはいえ、やはり発作が起こる可能性のある人は脱毛をしないに越したことはありません。
薬に関してですが、脱毛当日だけでも服用することをやめられるのであれば、特に問題はないそうですが、まずは主治医を含め、クリニックと相談してみてください。
まとめ
きれいになりたいと願う女性にとって、持病があることを理由に脱毛を断られてしまうのは、とても悲しいことです。
もしかしたら、すでに何ヵ所かのサロンに断られている、という人もいるかもしれませんね。
てんかんは見た目で分かる病気ではないので、黙っていれば分かりません。隠し通すことも、恐らくできなくはないでしょう。
しかし、「もしかしたら」ということを常に頭の片隅に置いておいてください。
てんかん持ちの人でも脱毛のできるクリニックはたくさんありますので、嘘をつかずにそちらを選んでみてくださいね。