突然ですが、あなたは自分の肌質を知っていますか?普通肌、乾燥肌、脂性肌、そして敏感肌。
今のところお肌のタイプはこの4種類あるそうです。女性に多いのは乾燥肌ですが、次いで敏感肌が多いそう。
敏感肌というのは、様々な要因が刺激となって、肌が炎症を起こしやすいということ。あまりにもひどくなると、手や髪の毛が触れただけでも赤みやかゆみとなることもあります。
そんな敏感肌の人は、化粧品選びなども本当に大変ですよね。肌が弱いと自覚している人は、何をするにも「パッチテスト」をすることをおすすめしています。
パッチテストとは二の腕などに試しにやってみて、肌の状態を観察するというもの。少しでも違和感があったら、それはあなたには不向きだということです。
さて、女性がきれいになるために最近人気のものに、脱毛があります。脱毛をしたいけど肌が弱いから…と悩んでいる人もいることでしょう。
脱毛サロンでは、パッチテストをしてくれるのでしょうか?
パッチテストは必ずやるとは限らない
サロンやクリニックでの脱毛は、フラッシュやレーザーを当てて毛根そのものを破壊するというもの。
脱毛そのものは確かにお肌に刺激が強いものですが、実は敏感肌の人こそ脱毛をすべき!との声もあるのだとか。
自己処理が必要ないほどムダ毛が薄い人ならいいですが、たいていは自己処理をしていると思います。まったく処理をしないで出歩ける女性など、いないのではないでしょうか。
自己処理のやり方は多種多様ではありますが、カミソリや毛抜きを使っている人が多いですよね。
そんなカミソリや毛抜きでの処理は、お肌に多大なる負担をかけていることをご存じでしたか?
「カミソリ負け」という言葉があるように、ムダ毛の自己処理はお肌に大きな負担となっているのです。
しかし、脱毛をしてしまえばどうでしょう。自己処理をすることがなくなりますので、当然肌を傷つけることがなくなります。
このことから、敏感肌の人こそ脱毛はするべきだと言われているのです。
脱毛はしたくても、敏感肌の人はなかなか一歩を踏み出すことができないもの。もしも肌荒れがひどくなってしまったら…と考えてしまうのでしょう。
パッチテストをしてくれる脱毛サロン
そんな人は、パッチテストをしてくれる脱毛サロンを選ぶべきです。実は、パッチテストはすべてのサロンで行っているわけではありません。
- パッチテストをしない
- 希望者にはパッチテストをする
- 必ずパッチテストをする
このいずれかになるでしょう。全国展開で有名なサロンだと、ミュゼではパッチテストはしていませんね。
キレイモや銀座カラー、脱毛ラボでは希望者にはパッチテストをしてくれます。
パッチテストをするのは、初回の無料カウンセリングのとき。カウンセリングの予約をするときに、あらかじめ「パッチテスト」のお願いもしておきましょう。
パッチテストは実際の脱毛器械を使うため、突然申し出たのでは空いていないこともあるからです。
パッチテストでは何を確認するの?
パッチテストでは、脱毛の効果を実感するのが目的ではありません。ワンショットしかしないので、脱毛の効果は感じられないでしょう。
パッチテストで確認するのは、
- 痛みや肌の状態
- 施術を受ける部屋の雰囲気
この2つです。敏感肌の人は、特に1つめが重要でしょうね。
極端な日焼けやアトピーなどがあると、パッチテストそのものを受けることができませんので気を付けましょう。
パッチテストは、脱毛プランを契約する前に問題がないかを確かめるもの。もしもパッチテストで何かしらの異常が出てしまった場合は、契約することはできません。
たとえばパッチテストをしたところに赤みが出て何日も引かない、色素沈着が起こる、などがそう。このような結果になると、残念ながら脱毛は諦めた方がよさそうです。
サロンで断られたらクリニックも考えてみる
もしもサロンで断られてしまった場合は、クリニックへ行ってみるのも1つの手。クリニックは医療機関ですから、肌に負担のかからない脱毛をしてくれることもありますよ。
クリニックで敏感肌であること、サロンでは断られてしまったことを素直に話してみましょう。
もちろんあまりにも肌が弱い場合には、クリニックであっても脱毛できないこともあります。
特にアトピーや炎症などで肌が荒れている状態では、脱毛どころではありません。まずは皮膚科などで肌の状態を改善することを優先しましょう。
ぬり薬や飲み薬を使用している期間はどちらにせよ脱毛はできませんから、安心して治療に臨んでくださいね。
まとめ
パッチテストは、どこのサロンでも必ず行うものではありません。こちらから申し出ないと行わないサロンが多いです。
肌の状態に不安のある人は、初回のカウンセリング予約時にあらかじめそのことを伝えておくといいでしょう。
サロンはトラブルなどのリスクが通常よりも高いと判断した場合、契約をお断りするもの。
断られるというのはやはりショックなことですから、どうしてもサロンがいいというこだわりがないのなら、初めからクリニックにしぼって探すのもおすすめですよ。