脱毛する事で副作用ってあるの?

    脱毛する事で副作用ってあるの?

    腕、足、ワキ、胸、背中、お腹、デリケートゾーン。私たちの体には、至るところに毛が生えています。

    髪の毛やまゆげ、まつげも毛ですよね。

    女性にとって、髪の毛やまゆげ、まつげ以外の毛はほぼすべて「ムダ毛」だと感じていることでしょう。体毛の薄い人もいれば、濃い人もいます。

    少しでもきれいになりたいという切実な願いから、サロンやクリニックで脱毛をしようと思うのでしょう。

    脱毛をすればわずらわしい自己処理からは解放されますし、すべすべのきれいな肌を保つことができます。

    しかし、ここで1つ気になることが。それは、「脱毛をすることで何か副作用が出ることはないのか?」ということ。

    きれいになるために行う脱毛で、重大な副作用が出てしまったのでは意味がありません。脱毛をすることで起こりうる副作用には、どんなものがあるのでしょうか。

    また、脱毛は薬の副作用として起こることもあります。どんな薬で「脱毛」という副作用が起こるのか?そちらについても簡単にご紹介していきましょう。

    目次

    脱毛には基本的に副作用はない!

    クリニックで行われるレーザー脱毛や、サロンで行われるフラッシュ脱毛など、脱毛の方法はいろいろあります。

    レーザーとフラッシュはパワーこそ違えど、基本的な脱毛の仕組みは同じ。皮膚の中にある毛根(メラニン色素)にダイレクトに熱を加え、ムダ毛の毛根を破壊します。

    毛根がなくなった毛は生えていることができませんから、抜けるしかありませんよね。

    さて、そんなレーザーやフラッシュの熱を肌に浴びるのですから、副作用云々の心配をするのは、当然と言えば当然のことでしょう。

    しかし、ご安心ください。レーザー脱毛やフラッシュ脱毛による重大な副作用というのは、基本的にはありません。

    特に全身脱毛の場合はより副作用を心配している人もいるでしょうが、レーザーやフラッシュの熱が届くのは、皮膚の表面からわずか3~4mmほどのところまで。

    毛根が比較的深いとされるワキやアンダーヘアであっても、その深さは3.5mmほどだそうです。

    つまり、レーザーを全身に浴びても血管や内臓を傷つけるなど、何かしらの影響を与えることはないのです。放射線ではないので、皮膚がんの心配もありません。

    少しは安心できましたか?女性にとってムダ毛は完全に不必要なものですから、自己処理による肌トラブルを防ぐためにも、脱毛を検討してみることをおすすめします。

    薬の副作用で脱毛!たとえばこんな薬は脱毛の可能性がある

    薬には、少なからずリスク(副作用)があります。副作用とは、本来の効果以外の薬による働きのこと。

    たとえば鼻炎薬の効果は、鼻水を抑制するなど「鼻炎」の症状を緩和することです。一方副作用には、「眠くなる」ことなどがありますね。

    薬の副作用には、眠気や吐き気といった比較的軽いものが多いですが、中には「脱毛」という重大な副作用のあるものも。

    ここでいう脱毛とは、ワキや足などのムダ毛ではなく、基本的には髪の毛を指しています。髪は女性のいのちとも言われていますから、髪が抜けるなんて考えたくもありませんよね。

    私たちが知る中で、脱毛という強い副作用のある薬と聞くと、やはり「抗ガン剤」が浮かぶでしょう。

    テレビドラマなんかでも、抗ガン剤を使用して髪が抜け落ちてしまうシーンを放送することがありますね。確かに抗ガン剤の副作用は、強く出るものが多いです。

    とはいえ、「抗ガン剤は限られた人しか飲まないから、私は大丈夫」と思う人もいるかもしれません。

    実は、副作用として脱毛が起こりうる薬は、抗ガン剤だけではありません。もっと身近な薬でも、脱毛してしまうこともあるのです。

    脱毛の副作用がある薬

    • ワーファリン(血液凝固剤)
    • デパケン(抗てんかん薬)
    • アムロジン(降圧剤)
    • ザイロリック(痛風薬)
    • ベイスン(糖尿病薬)
    • ザンタッタ(胃炎薬)
    • プロパジール(甲状腺疾患薬)
    • メチルフェニデート(抗うつ剤)

    ここで紹介したのは、脱毛という副作用が起こる可能性のある薬の、ごく一部です。他にもたくさんあります。

    とはいえ、これらの薬を飲んで脱毛という副作用が出たという人はほとんどいません。ごくまれに現れる副作用だと思っていてください。

    ムダ毛が抜けるならまだしも、髪の毛が抜けてしまうなんて困りますよね。薬を飲まなくてすむよう、日頃から健康を意識して生活していくことが大切なのかもしれませんね。

    ちなみに、ここで紹介した薬に関わらず、何かしらの薬を服用している人はサロンで脱毛をすることはできません。

    特にステロイドは飲み薬、塗り薬ともにNG。

    炎症を抑える働きのあるステロイドは、免疫を抑制するため感染症にかかるリスクが高くなってしまうからです。

    また、塗り薬の場合は色素沈着が起こる可能性も高くなってしまうんですよ。

    まとめ

    脱毛をすることで重大な副作用が起こることはありません。

    これから脱毛を検討している人で、副作用が気になってためらっている人は安心してくださいね。

    薬の副作用は強いものもありますが、脱毛するかもしれないからと独断で薬を飲むのをやめるのは危険です。

    病気のある人は、脱毛を受けるためにもまずはしっかりと処方された薬を飲み、病気を治すことを優先しましょうね。

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