脱毛クリームによる肌荒れの原因と対処法

    脱毛クリームによる肌荒れの原因と対処法脱毛クリームというムダ毛処理アイテムを、みなさんはご存じでしょうか。

    塗って時間をおいて流すだけで、ムダ毛がなくなるという優れもの。簡単で失敗することも少ないため、手軽なムダ毛処理として親しまれています。

    確かに、脱毛クリームを使ったムダ毛処理はとても簡単で、便利なもの。しかし、その反面、脱毛クリームは肌荒れが起こりやすいというデメリットもあることを忘れてはなりません。

    ここでは、脱毛クリームのメリットとデメリットをまとめると同時に、肌荒れにならないためのポイントなどもまとめていきたいと思います。

    目次

    脱毛クリームのメリットとデメリット

    まずは簡単に、脱毛クリームのメリットとデメリットを紹介していきます。

    脱毛クリームのメリット 脱毛クリームのデメリット
    カミソリのようにチクチクしない 肌への刺激が強い
    手軽で簡単 肌荒れのリスクがある
    肌を傷つけるリスクが低い 意外とコスパが悪い
    仕上がりがきれい 毛を生えにくくする効果はなし

    メリットもデメリットもいろいろなものがありますが、脱毛クリームを使うにあたって一番心配なことは、やはり肌荒れのことでしょう。

    女性にとってムダ毛を処理することはエチケットの一貫でもありますが、その裏には「きれいになりたい」という気持ちがあるもの。きれいになるためには、肌荒れは大敵でしょう。

    脱毛クリームは毛を溶かすクリームなので、タンパク質である皮膚も溶かしてしまう恐れがあります。

    基本的には脱毛クリームの有効成分はケラチンという毛を構成しているタンパク質にのみ働きますが、皮膚のタンパク質にも一部働いてしまうことも。

    これが、脱毛クリームで肌荒れが起こる原因です。

    脱毛クリームで肌荒れにならないためにできること

    そもそも、脱毛クリームを使ったときに肌荒れにならないためには、どうしたらいいのでしょうか。

    ポイントは3つあります。

    1. 肌荒れの起こりやすい時期の使用は避けること
    2. パッチテストをすること
    3. 説明書通りに使うこと

    女性は生理の周期によって、ホルモンバランスが乱れがち。生理の前後や生理中、体調の悪いときの使用は避けましょう。

    そして、毎回パッチテストをしてください。体調の変化によって肌荒れのしやすい時期があるため、パッチテストは忘れてはいけません。

    二の腕などの皮膚の柔らかいところに、10円玉くらいの範囲で脱毛クリームを塗ります。指定の時間をおいたあと流し、1日ほど様子を見てください。

    特に何のトラブルもなければ、脱毛したい部位に脱毛クリームを使ってOKです。

    また、何よりも大切なのは説明書通りに使うということ。特に多いのは、長時間クリームを放置してしまうことです。

    長くおいた方が除毛効果が高いとはいえ、長時間クリームをつけておくと肌荒れの原因になってしまいます。きちんと時間は守ってください。

    もしも肌荒れが起きたときの対処法

    では、脱毛クリームを正しく使ったのにも関わらず、肌荒れが起きてしまったらどうしたら良いのでしょうか。

    脱毛クリームを塗って、ピリピリとした痛みやかゆみなどを感じたときには、すぐに洗い流してください。

    「せっかく塗ったのにもったいない」と思う気持ちは分かりますが、そんなことを言っている場合ではありません。

    応急処置が遅れると、皮膚がただれるなどの重症なトラブルになってしまうこともあるとです。

    すぐに流して、保冷剤などで冷やしましょう。冷やしたあとは、敏感肌用のローションなどでたっぷりと保湿をしてください。

    普段使っているローションでもいいのですが、アルコールなどが刺激となることもあります。敏感肌用のもの、または赤ちゃん用のローションなどがおすすめ。

    脱毛クリームによる肌荒れは、保湿をすることである程度は抑えることができますよ。

    冷やすことで痛み、赤み、かゆみといった肌荒れがすべて治まってしまえば、そのまま様子を見ても大丈夫だと思います。

    ただし、その脱毛クリームはあなたの肌には合わなかったということ。今後使うのはやめた方がよさそうです。

    もしも冷やしても症状が治まらないとき、肌荒れがひどくなるときにはすぐに皮膚科へ行きましょう。

    夜間や休日などで皮膚科がやっていないときには、ドラッグストアで軟膏を買って塗ることもおすすめ。

    市販の軟膏は湿疹やかぶれ、皮膚炎などに効くものですので、脱毛クリームによる肌荒れにも効果を発揮してくれるでしょう。

    ドラッグストアには薬剤師が在勤しているところも多いですから、相談してみるのもいいですね。適切な対処をしないと、脱毛クリームによる肌荒れが跡として残ってしまうこともあります。

    できるだけ肌荒れが起こらないようにすることも大切ですが、もしものときの対処法はきちんと頭に入れておきましょう。

    まとめ!脱毛クリームの肌荒れは正しい使い方をすべし

    脱毛クリームによる肌荒れは、正しい使い方をすることで大半は事前に防ぐことができます。

    パッチテストをしておけば、肌荒れが起こるのは少なくとも広範囲にはならなくてすみますよね。

    脱毛クリームは簡単で便利なものですが、肌荒れのリスクもきちんと頭に入れておき、正しい知識をもって使うようにしてください。

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