ここ数年で、脱毛サロンもかなり通いやすくなりました。店舗数も増えましたし、値段もリーズナブルになりましたよね。
脱毛サロンのホームページを見ていると、脱毛の種類や使っているマシンの説明してところも多いです。脱毛サロンというと、メインとなるのは光脱毛。
カメラのストロボのような光を肌に当てて、毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えるというもの。毛根組織は完全に破壊されずに残っているので、永久脱毛の効果はありません。
メラニンに反応する光なので、基本的には黒や茶色の毛にしか効果はないことが多いです。白髪や金髪、産毛にはほとんど効果がないのです。
とはいえ、同じ光脱毛でも脱毛法によって効果や特徴は異なるもの。ここでは、光脱毛の種類の1つであるIPL脱毛を紹介したいと思います。
光脱毛の中でも、SSC脱毛とともに人気を二分しているIPL脱毛とは、どんな脱毛なのでしょうか。IPL脱毛の特徴やメリットについて、詳しく解説していきましょう。
IPL脱毛の特徴
IPL脱毛とは、インテンスパルスライトのこと。特殊な光を使用します。
IPL脱毛は波長の幅が広いので、様々な毛質にも柔軟に対応することが可能。
一般的な光脱毛はメラニンに反応する仕組みなので、白髪や産毛などにはあまり効果がありませんでした。しかし、IPL脱毛なら波長の幅が広いので、産毛にも比較的効果があると言われています。
全身の毛は、場所によって太さや濃さなどは違います。ワキやVラインの毛は黒くて太いですが、背中やおなかなどは色素の薄い産毛ですよね。
同じマシンでは結果に差が出てしまいがちですが、IPL脱毛ならばムラなく結果を出すことができるでしょう。
先ほどIPL脱毛は特殊な光を使用すると言いましたが、使用しているのはキセノンランプという光。フォトフェイシャルなどにも使われている光です。
キセノンランプは黒に反応するので、ターゲットはメラニン(毛根)。メラニンに反応して熱を与え、熱エネルギーによって毛母細胞の中にある毛乳頭にダメージを与えます。
完全に破壊はしませんが、毛の再生力を弱めるには十分なパワー。ヘッドの照射範囲も広めですから、施術時間も短くてすみますよ。
IPL脱毛のメリット!おすすめな人は?
いくつかある光脱毛のうち、IPL脱毛ならではのメリットは何かあるのでしょうか。もともと光脱毛は、
- 痛みが少ない
- 肌への負担が少ない
といったメリットのある脱毛方法。クリニックでできるレーザー脱毛は痛みが強いことで知られていますが、光脱毛ならば痛みも少ないので、気軽な気持ちで通うことができますよね。
さらにIPL脱毛ならではのメリットとしては「美肌効果がある」というのがあります。
IPL脱毛の光はもともと、フォトフェイシャルとして使われていたもの。エステサロンでは、脱毛ではなくニキビ跡や赤ら顔、毛穴の開きの改善のためにIPLの光が使われていました。
そのため、美肌効果ならお手のもの!脱毛だけでなく、キレイな肌になりたいという人におすすめの脱毛法だといえますね。
IPL脱毛のデメリット!おすすめできない人
では、IPL脱毛には何かデメリットがあるのでしょうか。IPLだけに言えることではありませんが、デメリットとしては
- 効果が出るまでに回数が必要
- ジェルを塗る
などでしょうか。
IPL脱毛の威力を強くしたのが、クリニックで使われているレーザー脱毛。威力の強いものは医療行為にあたるため、サロンでは行うことはできません。そのため、パワーを弱くして医師でなくても行えるようにしたのが、サロンの光脱毛(IPL脱毛)というわけです。
ですから、当然レーザー脱毛のように数回で効果が出ることはほとんどありません。ある程度の回数、そして期間が必要になるでしょう。
また、IPL脱毛はジェルを塗るのが基本。最近では、ヘッド部分に冷却システムが搭載された脱毛マシンも数多く使われるようになりました。
このようなタイプのマシンは、照射のたびに肌を冷やすことができるため、あえてジェルを塗る必要はありません。
冬場の脱毛はジェルで冷えて辛いという人たちからも、高い支持を得ているんですよ。
IPL脱毛ではジェルを塗らなくてはならないので、ジェルが不快と感じている人には不向きかもしれません。
とはいえ、ジェルを使うのはIPL脱毛だけに限ったことではありませんから、「IPL脱毛ならではのデメリット」というのは、特にはないですね。
まとめ
光脱毛の種類の1つである、IPL脱毛について紹介しました。大手のサロンでIPL脱毛を採用しているところには、銀座カラーなどがあります。
銀座カラーといえば、川栄李奈さんがイメージモデルを務めている全身脱毛専門サロン。IPL脱毛は全身に生えている、あらゆる毛に対して効果を発揮することができるもの。
全身脱毛をしたいと思っているのなら、ぜひIPL脱毛を採用しているサロンを選んでみてはいかがでしょうか。