突然ですが、あなたは普段、どのような方法でムダ毛の処理をしていますか?
脚や腕はもちろん、ワキ、Vラインなど女性の身だしなみとしてムダ毛の処理をしておかなくてはならないところはたくさんあります。
普段見えないからと手を抜くのではなく、見えないところにこそこだわるのが女子力というもの。彼氏とのデートや好きな人からのお誘い、女子会などの予定は、いつ入るか分かりません。
ムダ毛の処理をするのを忘れていてヒヤッとしたという経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。そんなことにならないよう、日頃からムダ毛の処理はしておかなければなりません。
ムダ毛を処理する方法は、いろいろあります。
手軽なものなら毛抜きやカミソリ、お金をかけるならエステやクリニックの脱毛…といったところでしょうか。
肌に負担をかけずにムダ毛をなくす方法として、最近の脱毛の主流となっているのは光脱毛です。光を当てて毛根を弱らせ、毛をなくしていくという方法。エステサロンの脱毛のほとんどが、この光脱毛なんですよ。
光脱毛は肌に負担をかけずにムダ毛だけを処理できるとして人気を集めていますが、1つだけデメリットが。それは、「即効性がない」ということ。
光脱毛をしてもすぐに毛が抜けるわけではなく、毛が抜けるのはだいたい照射から2週間くらい経ってからになります。そのため、「今すぐ毛をなんとかしたい!」というときには、光脱毛では意味がないのです。即効性を求めるのなら、やはり毛を抜いてしまうしかありません。
ここでは、毛を抜くアイテムであるパナソニックのソイエをご紹介します。
きれいなお姉さんは好きですか?のソイエ
ソイエは、日本の大手電気メーカーであるパナソニックから販売されている美容家電。「パナソニックビューティー」のブランドで、多くの種類が出ています。
実はソイエの歴史は意外と深く、はじめてソイエが発売されたのは今から25年も前のこと。1992年のことです。
ソイエといえば、当時「きれいなお姉さんは好きですか?」のキャッチコピーがかなり話題となりました。記憶にあるという人もいるかもしれませんね。
このキャッチコピーのCMが話題を集め、ソイエは瞬く間に人気商品の仲間入りをしたのです。
それから25年が経った現在でも、ソイエはモデルチェンジと改良を続けて、今もなお店頭に並ぶ人気商品の座に君臨している、というわけです。
その人気ぶりといったら、毎回モデルチェンジをするたびに買い換える人がたくさんいるほど。みなさん「きれいなお姉さん」に憧れていたのでしょうか。
25年間も人気が衰えないというのだから、さすがと言わんばかりですね。
ソイエの特徴
サロンで脱毛をすることがブームとなり、それに伴って家庭用光脱毛器もたくさん販売されるようになりました。自宅でもエステのような光脱毛ができるとして、大人気ですよね。
そんな光脱毛器が今の脱毛の主流となっているなか、ソイエは違います。ソイエは厳密には脱毛器ではなく、除毛マシン。電動の毛抜きと考えるとイメージが沸きやすいのではないかと思います。
自動でムダ毛を引っこ抜くことのできる器械、それがソイエです。
光脱毛器が流行しているなか、単純に毛を引っこ抜くだけの器械というのは正直貴重な存在だと言えるのではないでしょうか。
2017年3月現在において、ソイエの最新モデルはES-ED95。泡脱毛、音波スクラブ、角質ケアというソイエ史上最高とも言える機能を兼ね備えています。
今までのソイエを知っている人もそうでない人も、きっと満足できることでしょう。ソイエは充電式の脱毛器で、フル充電をすれば約40分間使用することができますよ。
水洗いOKですし、お風呂で使うことも可能。むしろパナソニックでは、痛みを軽減できるとして、お風呂で使うことを推奨しているほど。
ソイエは電源をオンにしている間は、常にLEDライトが点灯するシステム。自分の手や顔で影になるのを防いでくれるのです。これで、手元が狂うなんてこともありませんね。
ソイエの脱毛としての機能には
- ダブルディスク
- やわ肌ガード
という2つがあります。
ダブルディスクは、文字通り回転部が2つある、ということ。肌に回転部がしっかりと密着するので、ムダ毛を効率的にとられることができるのです。
前後に約60度動くヘッドなので、わずか0.5mmほどの短い毛にも対応することができています。今ある毛、見えている毛は1本たりとも残さない!という強い姿勢が伺えますね。
また、やわ肌ガードが肌をやさしく押さえて毛を立たせてくれます。
寝ている毛や短い毛も、このやわ肌ガードで付近の肌を押すことで立たせることができるので、しっかりととらえることができるでしょう。
今生えている毛を毛根から引っこ抜くので、使用した直後からムダ毛のない、つるつるの肌になれますよ。
ソイエの泡脱毛とは?
ソイエは泡脱毛もドライ脱毛もできますが、メーカーがより推しているのはやはり泡脱毛。泡と一緒に脱毛をすることで、痛みを軽くすることができるのです。
また、キメ細かい泡がムダ毛をからめとることができるので、ムダ毛が残ることがありません。
お風呂の中なら温まっていて肌もやわらかくなっていますから、毛が抜きやすいというのもメーカーが推している理由の1つ。ぜひ泡脱毛を体験してみてくださいね。
泡脱毛の使い方
ではここで、泡脱毛の使い方を簡単に説明しましょう。使い方はとても簡単で、ソイエのヘッドにボディソープを垂らし、スイッチをオンにします。
ヘッドが回転することで、キメの細かい泡が一瞬で出てきますよ。
実は、この泡ができるスピードには驚く人が多いそう。十分に泡だったと感じたら、ムダ毛の気になるところに当てるだけです。
ソイエは光脱毛ではないので、スタンプを押すようにやる必要はありません。肌の上を転がしていきましょう。
泡脱毛もドライ脱毛もですが、ソイエで脱毛できる範囲は脚、腕、ワキ、Vライン。
光脱毛のように前処理が必要なわけではありませんが、Vラインのような毛の長いところは多少毛をカットしておくことをおすすめします。
毛が長すぎると絡まってしまうので、痛みを強く感じてしまうかもしれません。
音波スクラブとは?
ソイエには脱毛だけでなく、角質をとるための音波スクラブもついています。音波スクラブ専用のヘッドに付け替えて使います。
音波スクラブヘッドは中心に穴があいていますので、その穴にボディソープを垂らしてください。
ここまでの流れは、泡脱毛のときと同じですね。ボディソープを入れることで泡が立ち、その泡が肌を保護する役目を担ってくれますよ。
なにもしないまま肌をこすると、摩擦が生じて肌を傷めてしまいますよね?泡は、それを防いでくれます。
ソイエのスクラブは、1分間におよそ3,000回の音波振動。マッサージ感覚で気持ちよくなりながら、なおかつ角質をオフできるなんて最高ですよね!
音波スクラブは角質をとるためとしてだけで使うこともできますが、おすすめは泡脱毛の前に使うこと。
脱毛前にスクラブを使用して角質をとっておけば、埋もれ毛を肌の表面に出すことができるのです!
埋もれ毛は毛抜きやカミソリなどの処理を続けていると起こるトラブルの1つ。本来ならば皮膚を突き破って出てくるはずの毛が、皮膚を突き破らずに「皮膚の中で」伸びてしまうのです。
ワキやVライン、ヒザなどにできやすいと言われています。そんな埋もれ毛の何が困るかって、ものすごく目立つこと。
黒いポツポツができてしまい、遠目から見てもかなり目立ちます。通常、ソイエでは埋もれ毛は抜くことができません。
0.5mmほど伸びていればとらえることができますが、埋もれている毛は掴むことができませんよね?
もしも埋もれ毛がたくさんあるという人は、脱毛前に音波スクラブをしておきましょう。または、ソイエよりも光脱毛器を使った方がいいかもしれません。脱毛器はソイエだけではないので、自分の目的や肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。
やすりヘッドでつるつるかかとをゲットしよう!
ソイエの3つめのポイントでもあるのが、やすりヘッドによる角質ケア。ヒジやかかとは角質ができやすく、ガサガサになりやすいもの。
最近、「タイツが引っ掛かる」なんてこと、ありませんか?ヒールやパンプスなどを履くとき、かかとは意外とよく見られているもの。ガサガサかかとは、あなたが思っている以上に目立っているのかもしれません。
ソイエにはやすりヘッドも付属しているので、かかとやヒジの角質を削り取ることができますよ。ソイエのやすりは木片も削れるほどのパワーを持っているので、頑固な角質もすっきりとることができるでしょう。
角質だけでなく、ヒールダコも除去することができますよ。気になるところに当ててずらしていくだけなので、使い方も簡単です。
ソイエの値段を光脱毛器と徹底比較してみよう
ソイエの特徴や使い方についてお話ししてきましたが、気になるのはやはり値段ですよね?いくら使用後からムダ毛のないつるつる肌になれるとしても、あまりにも値段が高いのでは買うのは難しい…という人もいるでしょう。
ソイエはパナソニックのオンラインショップから買うと、だいたい20,000円くらいします。しかしAmazonや楽天などの大手ネット通販なら、13,000円前後で売られていますよ。
家電量販店でも取り扱いがありますので、時期によってはさらに安く手に入れることができるかもしれません。
ではこの値段をもとに、大人気家庭用光脱毛器ケノンと値段を比べてみたいと思います。
ケノンはフラッシュ式の光脱毛器
ケノンはフラッシュ式の光脱毛器で、お値段は約70,000円。
1つのカートリッジで20万発打つことができますが、打ち切ったあとはカートリッジを交換する必要があります。
用途に合わせてカートリッジを使い分けるものなので、カートリッジも3種類か4種類ほどあり、それぞれ6,000円~9,000円くらいでしょうか。
ジェルは必要ありませんが、ケノンを長く使い続けるのならカートリッジを買わなければなりません。
ソイエはカートリッジは不要
一方ソイエは、光脱毛器ではないのでカートリッジは不要です。カートリッジのような消耗品はありませんし、充電式なので壊れるまで半永久的に使い続けることが可能。
初期費用のみの投資でOKです。
もしもヘッドを取り替えたいときは、スクラブヘッド3,000円、やすりヘッド1,500円程度。値段だけで見れば、ケノンよりも明らかにソイエのほうが安くすむのは言うまでもありませんね。
ただし、ソイエにはケノンのように「毛を生えにくくする効果」はありません。ソイエはあくまでも、今ある毛を引っこ抜くというもの。そのためすぐにムダ毛がなくなって快適に過ごすことができますが、2週間もすればまた毛は生えてきてしまいます。
いくらソイエが改良を続けて高品質だとはいえ、「毛を抜く」という行為そのものは変わりません。そのため、毛根や毛の付近の肌を傷めてしまうトラブルを完全になくすことはできないでしょう。
器械を使っているというだけで、毛抜きで抜くのと行為そのものは変わらないのですから、毛穴の炎症や埋もれ毛ができてしまう可能性は高いかもしれませんね。
今すぐ毛をなくしたいというときにはとても便利なものですが、長い目で見たときには、ケノンのような「毛を生えにくくする効果」のあるもののほうがいいのかもしれませんね。
ソイエの口コミをチェック!
ではここで、ソイエの口コミをチェックしてみたいと思います。ソイエは愛用者もたくさんいますから、口コミもたくさん見つかりました。どんなものがあるのでしょうか。
良いものも悪いものも、たくさんの口コミがありました。良いものとしては、「すぐにつるつるになれる」というもの、そして悪いものには「痛い」「肌に負担がかかる」が最多でした。
やはり毛を引っこ抜くものなので、泡脱毛にしても人によっては肌への負担をなくすことはできないようです。
ソイエまとめ
パナソニックから販売されている美容家電、ソイエをご紹介しました。1992年からのロングセラーとなっているソイエは、今では希少な「毛を抜く」タイプの脱毛器。
すぐにつるつるになりたいという人にはおすすめですが、頻繁に使い続けるのは肌への負担も心配ですね。
自分の目的に合わせて、使う脱毛器を選ぶことが大切です。