人に見られて恥ずかしいムダ毛というと、どんなパーツを思い浮かべますか?
脇や足、Vラインなどすべてにおいて恥ずかしいものではありますが、中でも耳や鼻のムダ毛はかなり恥ずかしいもの。もしも見えるところに生えていて、処理をしていなかったとしたら…。
顔から火が出るほど、恥ずかしいのではないでしょうか。とはいえ、
と、いまいち半信半疑の人もいるでしょう。耳毛は女性でも生えるものなんですよ。
ここでは、耳毛が生える理由やその役割、そして耳毛の処理の方法についてご紹介していきます。
耳毛はどうして生えるの?
あまりイメージできないかもしれませんが、誰でも耳毛は生えています。ただ、外からは見えないだけのこと。
耳の奥にある鼓膜から外耳道までの範囲に、産毛が生えているのです。これは、鼓膜などの耳の機能をゴミやほこりから保護するため。
簡単に言うと、鼻毛と同じ役割を担っているのです。そのため、老若男女関係なく、誰でも耳毛は生えています。
とはいえ、女性で耳の穴からボーボーに毛が生えている、なんて人はほとんど見かけません。男性でも、正直あまりいないのでは?と思いますよね。
しかし高齢の男性には、チラホラと耳毛が伸びている人もいます。これは、男性ホルモンによるためだそう。
男性ホルモンはムダ毛(体毛)を濃くする働きがありますが、その影響が耳の毛にも出てしまうのです。
高齢になるとあまり気にしないのかもしれませんが、まだ若い世代でも耳毛が伸びてきてしまう人もいるかもしれません。
こればかりは個人差ですから、「○歳になるまで耳毛は伸びない」などと言うことはできないのです。耳毛が見えていたらとても気になりますから、定期的に鏡でチェックしておきましょう。
耳毛の処理方法
では、いざ耳毛を処理しよう!と思っても、「どうやってやったらいいの?」「どんな方法があるの?」と疑問に感じることでしょう。
耳毛の処理方法をまとめてみました。
- 脱毛サロンに行く
- 毛抜きで抜く
- 脱毛クリームを使う
- 耳毛カッターを使う
だいたいですが、耳毛の処理方法にはこのようなものがあります。詳しく見ていきましょう。
脱毛サロン
ムダ毛のことなら脱毛サロンにお任せ!といいたいところですが、正直なところ、耳毛の脱毛を取り扱っているサロンはほとんどありません。
耳は皮膚が薄くデリケートなところですし、耳の穴の中にまで光脱毛のマシンが届かないのです。鼓膜などの大事な組織もありますし、もしものことがあったら取り返しがつきませんからね…。
医療クリニックでは耳毛の脱毛を取り扱っているところもありますので、どうしてもという人はクリニックに問い合わせてみてください。
毛抜き
たとえば1本だけちょろっと伸びているような場合には、鏡を見ながら毛抜きで抜くことも可能です。ただし毛抜きで抜くのは毛穴を痛めますし、毛が途中で切れてしまうこともあります。
毛穴から出血して炎症を起こしてしまう可能性もあるので、毛抜きで抜くのはあまりおすすめはできません。
脱毛クリーム
仕上がりもきれいで多くの人が使用している脱毛クリーム。足や腕などの広範囲のムダ毛を処理したいときにも、とても便利ですよね。
最近では美容成分や保湿成分の配合された脱毛クリームもありますので、「ついでに耳もケアしたい」という人もいるでしょう。
しかし、脱毛クリームは薬剤によって毛を溶かすというもの。もしも耳の奥の方にクリームが垂れてしまったら大変です。
危険なことになっては困りますから、脱毛クリームは耳毛には使わないようにしましょう。
耳毛カッター
結論から言うと、耳毛の処理に一番向いているのは耳毛カッターを使う方法です。
鼻毛カッターと同じように、耳毛の処理のために作られた専用のカッターというのが家電量販店などに売られています。
さすが耳毛用!と言わんばかり、お手入れがしやすく作られているので、初心者でも簡単に使うことができますよ。
先端が細くなっており、刃先にはガードもついているので耳の穴の中でも安心。軽く滑らせるだけで、気になるムダ毛をきれいに整えることができますよ。
ただし、耳毛カッターも鼓膜を傷つけては大変ですから、耳毛のお手入れは入り口付近のみにとどめておいたほうが無難でしょうね。
まゆ用の小さいハサミで耳毛の処理をしている人もいますが、ハサミやカミソリはとても危険。耳の中は鏡をあてても見ることができないため、耳の中を傷つけてしまう恐れがあるのです。
見えないところに直接刃物を当てるのは危険ですから、「手軽だから」という理由で使うのはやめてくださいね。
まとめ!耳毛用カッターを使うのがお手軽でリスクもない
耳毛の処理方法について、ご紹介しました。
耳の中は非常にデリケートであるため、耳毛の処理には細心の注意を払わなければなりません。いくら毛がなくなっても、傷だらけではキレイとは言えませんよね。
脱毛クリームは腕や足にはとても便利なものですが、耳毛に使うのはリスクが高いためやめましょう。