友達と会うとき、恋人とデートのとき、仕事の付き合いで食事に行くとき、人と話すとき…。意外と、1日の中でも「人と顔を合わせる」ことは多いもの。
一般的な生活をしていれば、1日中誰とも顔を合わさないなんてことはないでしょう。きちんとメイクをして、ヘアスタイルを整えてから人と会いますよね。
しかしそんなとき、もしも鼻毛が出ていたとしたら…どうでしょう。一気に恥ずかしくなり、その場から逃げだしたくなってしまいますよね。
鼻毛が出ているというのは、あなたの印象を180°変えてしまうほど重大なことなのです。
そんな恥ずかしい思いをしないためにも、日頃から鼻毛の処理はきちんとしておかなければなりません。とはいえ、「鼻毛ってどうやって処理したらいいの?」と分からない人も多いのではないでしょうか。
普段あまり処理をしない人ならなおさら、分からなくて困ってしまいますよね。そこでここでは、鼻毛の処理にフォーカスを当てて、処理の方法についてご紹介していきます。
鼻毛はなぜ生えるの?
そもそも、鼻毛はなぜ生える(伸びる)のでしょうか。
女性の立場からすると、「そんなところに生えなくてもいいのに」と思うことは多々ありますよね。鼻毛もその1つでしょう。
鼻毛は、菌や埃などから守るために生えています。そのため、空気の悪いところで長時間過ごしていると、鼻毛が伸びていくのです。
少し前に、中国の空気汚染によって鼻毛がぐんぐん伸びていった、なんて内容のプロモーションビデオがあったのを知っていますか?
髪の毛よりも鼻毛が伸びていましたが、さすがにそこまでにはなりません。
とはいえ、菌や汚れから身体を守るために鼻毛は伸びていくわけですから、鼻毛は必要なものである、ということ。鼻毛が生えるのは当たり前のことなのです。
言い換えれば、鼻毛がなければ菌や埃、汚れがダイレクトに届いてしまうということ。鼻毛というフィルターがなければ、当然風邪を引きやすくなったり、呼吸器系の病気にもなりやすくなってしまうでしょう。
鼻毛を伸ばさないためには部屋の掃除から?
先ほど、鼻毛は「空気の悪いところで長時間いると伸びる」という話をしました。
鼻毛はもともと汚れから器官を守るためにあるわけですから、鼻毛の長い人というのは空気の悪いところに長時間いることが多い、ともいえます。
たとえば職場が工場や排気ガスの充満しているところだという人は、比較的鼻毛が長い傾向にあるのです。
もしもあなたが鼻毛の長さに悩んでいて、かつ工場などで働いているわけではないというのなら、考えられるのは部屋。部屋はきちんと掃除されていますか?
きちんと片付けをして、清潔な空間になっていれば、鼻毛が必要以上に伸びることはなくなります。
まずは空気清浄機を取り入れるなど、清潔な環境作りに取り組んでみましょう。たったこれだけのことでも、鼻毛の伸びるスピードは劇的に変わるものです。
鼻毛はどうやって処理をすればいい?
では、今すぐ鼻毛をなんとかしたい!というときには、どのような方法で処理をすればいいのでしょうか。
鼻の中はとても繊細で、デリケート。強く鼻をかんだだけでも血が出ることがあるほど、傷つきやすいところでもあります。
鼻の穴の中は粘膜なので、かゆみや腫れなどが起こるリスクも高いと言えます。ですから、鼻毛の処理は細心の注意を払わなければなりません。
鼻の穴は小さいので、万が一トラブルが起きたときに治療が大変だというデメリットも。
そんな鼻毛の処理の方法には、
- 脱毛ワックスを使う
- 鼻毛カッターで処理する
の2つがあります。
脱毛ワックスを使う
鼻毛用のワックスを棒に付けて鼻の穴に入れ、ワックスが固まったら一気に取り除くのです。
勢いよく剥がすので痛みは強いですが、根元からきれいに鼻毛を抜けるので1ヶ月くらいはきれいな状態を保つことができますよ。
脱毛サロンで行えるところもありますし、通販などで揃えれば自宅で行うことも可能。「鼻毛を抜く」のなら、脱毛ワックスをおすすめします。
鼻毛カッターで処理する
しかし何度も言うように、鼻毛は本来は必要な毛。抜いてしまうと風邪を引きやすくなるなどのリスクもあるのです。
そのため、ハサミや鼻毛専用のカッターなどで「短く整える」方法もあります。外から見えないように、鼻の穴の入り口付近の毛を短くカットしてしまいましょう。
ハサミだと鼻の中を傷つけてしまう恐れがあるため、やはり専用の鼻毛カッターを使った方がいいですね。
脱毛クリームはどうなの?
ムダ毛の処理なら脱毛クリーム!という人もいるでしょうが、鼻の穴に脱毛クリームを使うのは基本的にはNG。
中には使っているという人もいるようですが、脱毛クリームは粘膜に使えるようには作られていません。
刺激が強すぎてしまうのです。においもダイレクトに伝わるので、正直きついと思います。
ここでもおすすめはしませんが、もしも鼻毛の処理に脱毛クリームを使うというのなら、あくまでも自己責任でお願いします。
見られたら恥ずかしい、鼻毛の処理について紹介しました。鼻毛は必要な毛でもあるので、見えるほど伸ばさないよう空気洗浄などを心がけることも大切です。